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Channel: 剣道人口を増やそう!
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11月最初の稽古

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私が通う道場は、毎週日曜日の朝9時30分から12時くらいまでの稽古です。
基本組(防具をつけていない組)と防具をつけている組と、みんなでいっせいに雑巾がけから始めます。
着座・正座・挨拶から基本稽古です。
その後は先生方に元立ちになっていただいてかかり稽古。
先生方を抜いて子供たちだけの互い稽古。
最後の締めくくりは切り返しです。

長女は現在受験なので、剣道はやっていません。長男と二人で出かけて行きます。
今日はまだ、暖かいほうなので気持ちよく稽古ができました。
かかり稽古は地獄です。相変わらずのスタミナ不足を実感!
そこへいくと子供は体力がすごいですよね。特に我が家の長男は体力バカ?ってくらい
よく動きます。

そういえば、以前はサッカーもやっていました。
練習も試合もよく日程が重なってしまい、サッカーの試合や練習の後に剣道の稽古や試合に参加。
逆のパターンもありましたが、二束のわらじをよくこなしていました。
多分、キーパー(体格がいいので)だったからあまり疲れなかったのかな?とも思いました。
剣道優先の私は「剣道をおろそかにしたら、サッカーはやめること!」と
最初に警告をしておいたので、息子なりに頑張っていたのかもしれませんが…。
でも、結局は、膝を痛めました。「オスグット・シュラッダー」というやつですね。
その時に初めて「剣道とサッカーどちらかにしなさい」と言いました。
何日か考えて息子が出した答えは「剣道をやる」と。正直、嬉しかったです。

理由を聞きました。「サッカーはチーム・プレーでしょ?自分がいなくても
代わりはいるよ。それに勝っても勝ったことに自分が役に立ったのか良くわからない。
ただ、負けたときはわかるよ。キーパーだから点を取られれば負けだ。
自分自身がどれぐらい相手より勝っていて劣っているのかをはっきり知りたいんだ。
だから、自分には剣道のほうがあっている気がする。」
と、いうのが息子の回答でした。
勝ち負けにこだわるのは父親譲りかもしれませんが。
たかだか小学5年生でそんなに、しっかりと考えていたとは正直驚きました!

剣道も踏み込みで膝に負担がかかりますが、先生方から「膝の負担を軽くする踏み込みの仕方は
何通りかあるから、それをマスターすれば大丈夫」と教えてもらいました。
それでも二か月は稽古を休みました。
息子にとって、稽古を休むということはどんなに厳しい稽古より辛かったようです。
稽古がしたくて仕方がないという気持ちがひしひしと伝わってきました。
自分が稽古をしない間にみんなが稽古をしてどんどん強くなっていく、という焦燥感でしょうか。
とばっちりで私の稽古の批評が厳しいものになりました。
剣先が高いとか、足さばきが悪いとか、剣の振りが遅いとか!散々でしたよ~。

今日の稽古でも息子にコテを打たれて、むきになって面を打ちに行きましたが
逆にすりあげ面をもらいそうになって、慌てました!ツバぜりになるとつい、口喧嘩になります。
普段は私が権力ふるっているので、息子にとって公然と母親をボコボコにできる
絶好の機会と言うわけです。
当面の目標は子供には負けない!ってことですかね。情けないですけど…。
あ~。でも、疲れたけど寒い時期の方が剣道って気持ちいいですよね。
暑い時期だと、スタミナを余分に消耗します。

今度の稽古は明日ですが、平日は仕事があっていけないので息子のみ参加です。
私はまた、土・日にかけて稽古に行こうと思っています。

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